危険および災害

寸法測定は宝石の最も傷つきやすい部分で行うので、慎重に行う事。

測定は宝石の最も傷つきやすい部分(ガードル、エッジ、キューレットおよびポイント)で行うので、特にスクリューマイクロメーターの場合は極めて慎重にすることが慣用です。

あごの間に石をいったん固定したら、それ以上締めつけないようにする事です。

圧力のかかりすぎを防ぐため、経験豊かな多くのプロは親指と3本の指でマイクロメーターを持ち、人差し指でハンドルを回し、マイクロメーターを片手で操作しています。

マイクロメーターを開く時もダイヤモンドを傷つける恐れがあります。

抵抗を感じたら手を止めましょう。

あごをほんの少し締め直し、宝石用ピンセットか先のとがったものを使って、やさしく石を外しましょう。

全ての測定値を100分の1(0.01)ミリに四捨五入し、それぞれの値を直ちに記録しましょう。

例えば、修理に持ち込まれた石の深さを推定しなければならない場合、それも書類に記載しましょう。

ラウンドの場合は、最小直径と最大直径の両方を記録します。

ファンシーシェイプの場合は、長さと幅を記録します。

大抵のプロは3つの寸法を列に並べて書き、スラッシュで区切っています。

つぎに石をよく見て、書き留めたことが道理にかなっているか確認しましょう。

多くのジュエラーは、書き留めた重量や寸法が実際に見ている石と一致するかどうか確かめる事によって、厄介で損失の大きい誤りを犯すのを防いでいます。

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